昨夜はことのほか夕食が遅くなり、24:00近くなって「速攻パスタ黒旗風(レシピは機密)」を作り始め、食べました。
いつもなら私は調理の間と食べている間、何かCDをかけているのですが、たまには変わったことがしたくなり、FMラジオをつけました。
ットストリーム… ジェット・ストリーム…ジェットストリーム
TOKYO系列です。偉大なる恐るべき長寿番組。まだON AIRしていたとは!最後に聴いたのは一体いつだろう。 番組が嫌いではないのですが…いや好きなのですが、私がよく聴いていた時代のパーソナリティは城達也さん。
今は…伊武雅刀さん(汗)
伊武雅刀さん(汗(汗(汗…
どんな役でもソツなくこなす名優さんだと思いますよ。そう、あの方は何も悪くない。 伊武雅刀さんを五感が認識すると、私はある映画を思い出してしまうのです。これ。
戦火の中、両親と生き別れになった少年が強制収容所で生き抜いていく話なんですが、
この映画で伊武さんは、強制収容所を管理する鬼のような日本兵を演じていらっしゃるのです。
その収容所に入る前までの話も、かなりの時間をさいて描かれていたと思います。この時点で、私はもう少年に充分過ぎるほど共感してたというか、きっと彼になりきって映画を観ていたのです。
戦争による、身近な平和の崩壊。
少年の家族に使用人として仕えていた中国人が、両親がいなくなった途端、家から家具を盗みだそうとしたり、両親の庇護から切り離された少年が、空腹のあまり古くなったオイルサーディンの缶詰にまで手を出してしまったり。
10年以上前に見た映画なのに、今でもありありと甦ってくる忘れられないシーンが沢山ありました。
音楽、ジョン・ウィリアムズ御大ですが、音楽あんまりいらない映画です。
そして話は強制収容所に移り伊武雅刀さん登場!威厳とか畏怖とか脅威とかいろいろ入り混じった特別な存在感を放たれていました。
それから私、伊武さんに対して体のどこかで拒否反応を示してしまうのです。
もちろん他でコミカルな演技をしていらっしゃることも知っています。 たぶん伊武さんと主人公を演じたクリスチャン・ベールはとてもいい演技をしていたということなのでしょう。
映画の後半、少年は決して希望なんてものは持っていなかったと思います。これから自分がどうなるかなんて予測することすらできなかったでしょう。
彼はただ本能に従い、自分の能力を最大限に発揮して嵐をやり過ごしたのだと私は思っています。
いくつかの大切なものと引き換えに。
スピルバーグ作品としては異色の部類に入ると思いますが、悔しいことに私はそんなにも、この映画に引き込まれてしまったという訳ですな(笑)
ジェットストリームは、今でも癒しの時間を与えてくれるいい番組だと思います。回を重ねて聴けば、きっと伊武雅刀さんの声にも少しづつ慣れていくでしょう。
城達也さんの声もきっと一生忘れることはないと思いますが、またいつか「ミスター・ロンリー」をもう一度フランク・プウルセル楽団の演奏で聴いてみようと思います。
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